Event : DISCRAFT ULTIMATE OPEN 2011

7月2日−3日の二日間、静岡県富士市にて学生のためのアルティメットの大会『DISCRAFT ULTIMATE OPEN2011』を開催いたしました。
この大会はアルティメットの競技用ディスクである『ウルトラスター』のメーカーである『DISCRAFT』との共催で開催している大会で、OPEN23チーム、WOMEN18チーム、630名の選手に参加していただきました。

学生選手権では各地区予選を行っているので予選を勝ち抜かない限りなかなか各地区の学生チームが対戦する機会がない中で学生チームが一同に集まるこの大会。8月末に開催する学生選手権の前哨戦としても位置付けられるかと思います。

暑い気候の中、試合内容も非常に熱い戦いが繰り広げられました。

DISCRAFT ULTIMATE OPEN 2011 結果詳細(エクセル形式)

株式会社クラブジュニア スポーツ事業部 遠藤博之



<ウイメン部門決勝戦>(文責:クラブジュニア スポーツ事業部 遠藤博之)
ウイメン部門の決勝戦は昨年の学生選手権準優勝の大阪体育大学が準決勝で日本体育大学を破って決勝に進出。もう一方は日本大学が昨年の学生チャンピオンの中京大学を破って決勝戦へ。この2チームは昨年の学生新人戦と同じ対戦となりました。

序盤はお互いにディフェンスが頑張りなかなか点が入らない展開。大体大が先制するも日大もすぐに追いつく一進一退の攻防。中盤に得点を重ねた大体大が一歩リードするも日大も粘りのディフェンスを。ただ、ゴール前などであと一歩のところで点が奪えず大体大に追いつくことができない中6-3でタイムアップ。
大阪体育大学が初代チャンピオンに輝きました。

●オープン部門決勝戦(文責:クラブジュニア中部 新里大彰)
オープン決勝は大阪体育大学vs上智大学。

まず始めに得点したのは大阪体育大学。
そして浮いたスローや競り合いにも高いジャンプ力を活かしてディスクを保持し一気に3‐0まで進み、序盤の試合の流れを大阪体育大学が持っていきました。

タイムアウトを取り、立て直したい上智大学は、スタックオフェンスで広いインサイドを使ったプレーや早いディスク回しで攻めていき得点していきます。

大阪体育大学は得点をとられても勢いは落ちず、ロングシュートで得点を重ねていきチーム人数が多いので得点後は盛り上がっていました。

終盤では大阪体育大学のゾーンディフェンスにもハンドラーの丁寧な展開やミドル同士のうまい繋ぎがあった上智大学でしたが、昨年度学生選手権優勝・全日本選手権3位と去年の強さを引き継いだ大阪体育大学が一度もリードを許すことなく11‐9で見事DUO初代チャンピオンになりました。

オープンベスト8の戦いは接戦が多く、来月の学生選手権でも激しい争いを感じさせます。